野菜・果実情報
はくさい − 冬のお鍋に欠かせない
はくさいは英語名で「CHINESE CABBAGE(チャイニーズ キャベッジ)」といわれるように、中国北部が栽培種の原産地とされ、10〜11世紀頃から中国で栽培されています。
日本への渡来は意外にも遅く明治初期でしたが、栽培はうまくいかなかったようです。その後、日清戦争、日露戦争において当時の日本兵が旧満州・朝鮮で大きく結球した美味しいはくさいに出会い、日本に種を持ち帰り、現在に至っています。
はくさいには大きく分けて結球タイプ、半結球タイプ、非結球タイプがありますが、現在日本で流通しているのはほとんど結球タイプです。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、長野県、熊本県、大分県、長崎県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.葉の巻きがフカフカしておらず、弾力性がありしっかりと巻いているもの。
2.外葉は青くて枯れておらず、新鮮なもの。 3.葉がしっかりとつまっているもの。 |
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主な栄養成分 | はくさいには、カリウムが比較的多く含まれています。カリウムは血圧を下げ、高血圧予防に効果があります。
その他にも、緑黄色野菜ほどではありませんが、ビタミンC、食物繊維、旨味成分であるアミノ酸や糖が豊富に含まれています。 |
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保存方法 | 保存性に優れており、秋冬期は新聞紙にくるみ、冷暗所で立てて保存すれば半月は持ちます。
葉菜類のなかでは栄養成分の減少が少ない方ですが、カットのものは減少しやすいので早めに使いましょう。 いずれも横にすると呼吸量が増加し品質低下を招くので立てて保存しましょう。 |
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備考 | はくさいを縦に割るときには、根元から包丁を軽く入れて手で割くと、葉先がばらばらにならずにすみます。
はくさいは味にくせがなく繊維が柔らかいのが持ち味で、どんな料理にもぴったり合います。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |