野菜・果実情報
たまねぎ − 疲労回復に効果的
原産地は中央アジアという説と地中海という説があります。
日本へは、明治時代に北海道開拓使が導入しました。
たまねぎは、耐寒性が強く、低温下でも発育します。熱帯でも土壌条件がよければ育つことから世界中で広く栽培され、食べられています。
たまねぎはその皮の色から“白”、“黄”、“赤”と分けられます。日本では一般に白いのが新たまねぎ、黄タイプは貯蔵・冷蔵ものとなります。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、北海道、中国、佐賀県、アメリカ | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.外皮はきれいでちゃんと乾燥しているもの。
2.頭がブヨブヨしていなく、しっかりとしまっているもの。 3.青く芽が伸びているのは古いものなので避けましょう。 |
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主な栄養成分 | たまねぎには、疲労回復、食欲増進、動脈硬化防止などに効果がある成分が含まれています。
辛み成分の硫化アリルはビタミンB1と結合してアリチアミンとなり、ビタミンB1の吸収、保持をよくします。 ビタミンB1は疲労回復、食欲不振に効き目がある成分です。 また、硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があります。 これが「血液サラサラ」に繋がっています。 |
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保存方法 | 黄たまねぎを上手に保存するコツは蒸れや湿気を避けることです。風通しのよい日陰にネットなどに入れて吊るしておくといいでしょう。
また、かご等に入れるときは、一つずつ新聞紙に包むと湿気の防止になります。 切ってあまったたまねぎはラップをかけて、冷蔵庫に保存するといいでしょう。 赤たまねぎや新たまねぎは乾燥させてないたまねぎなので、痛みやすいです。なるべく早く食べるようにしましょう。 |
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備考 | たまねぎは切り口の細胞が壊れる時に揮発性の硫化アリルが目の粘膜を刺激し涙がでますが、硫化アリルは水に溶けやすいので水にさらしてから切るか、あらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと涙を出さずに調理できます。 | |||||||||||||
QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |