野菜・果実情報
キャベツ − 食卓に欠かせない身近な野菜
ヨーロッパの地中海、大西洋の沿岸が原産地とされています。
日本では、江戸時代の末期から作られはじめ、明治時代になって本格的なキャベツの栽培が始まり、大正時代には広く食べられるようになりました。
品種的には春系と冬系の融合型の出荷が増えていますが、業務用では歩留まりがよく、甘みがあることから、一貫して固くて平たい冬系の需要が多いのが現状です。
キャベツは野菜のなかでも、学校給食や食堂などには欠かせない食材なので、業務用需要が価格にもっとも敏感に反応する商材でもあります。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、群馬県、愛知県、茨城県、熊本県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.春玉は巻きが柔らかく、弾力があるもの。
2.寒玉は巻きが固く、質量感のあるもの。 3.葉がきれいでツヤとハリがあるもの。 4.芯がみずみずしくて、白く、変色やひび割れしていないもの。 |
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主な栄養成分 | 胃や十二指腸を治すのに効果があるビタミンUを含んでいます。
ビタミンUは、ビタミンではなく、ビタミンと同じような働きをする「ビタミン様作用物質」です。 胃や腸の調子を整えるといわれており、市販の胃腸薬の成分に含有されています。 また、外葉と芯の周りにはビタミンCも豊富で、外葉の緑の濃いところにはビタミンAも豊富です。 |
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保存方法 | 涼しい季節の保存なら、新聞紙などでくるみ、冷暗所においても大丈夫です。
カット売りの場合は冷蔵庫の野菜室に入れ、できれば新聞紙や湿らせた紙でくるみ、ポリ袋で軽く包むとよいでしょう。 |
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備考 | ビタミンCは水溶性なので水に溶けやすく、また、熱にも弱い栄養素です。
長時間、水にさらすことは避けましょう。また、煮物などはスープごと召し上がるのがよいでしょう。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |