野菜・果実情報
だいこん − 煮物やサラダ、漬物におすすめ
だいこんの原産地は地中海沿岸地域から中央アジアとされています。
日本には8世紀頃に中国から伝来し、以降、各地で様々に分化し普及しています。
品種的にはどんな料理にも合う“宮重系”の青首だいこん一辺倒でしたが、最近は果皮が赤いものや黒いもの、また、水分が少なく辛みが強い“辛味だいこん”などバラエティーが豊かになっています。
また、収穫作業の軽減などから、丈の短いだいこんなどにも注目が集まっています。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
北海道、青森県、愛媛県、熊本県、徳島県、香川県、長崎県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.葉はしゃきっとして、みずみずしく新鮮なもの。
2.肌は白くツヤとハリがあるもの。 3.ヒゲ根が少ないものが良品です。 |
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主な栄養成分 | だいこんの根には、ビタミンCや消化酵素のアミラーゼが含まれています。
アミラーゼは消化を促し、胸焼けや胃もたれを予防してくれます。 だいこんの葉っぱは捨ててしまいがちですが、葉には豊富なカロテン、カルシウム、食物繊維が含まれています。捨てずに料理に使ってみましょう。 だいこんの辛み成分は「アリルイソチオサネート」というわさびなどの辛み成分と同じ「アリルからし油」です。胃液の分泌を促し、腸の働きを助けてくれます。 |
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保存方法 | 葉付きだいこんの場合は、葉に養分を取られてしまうので、すぐに調理するか、調理しない場合は、葉を切り落とします。
使い切れなかっただいこんは水分が蒸発しないようにラップをかけて、冷蔵庫の野菜室で保存します。 |
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備考 | 辛み成分のイソチオシアナートは根の上部には少なく、下に行くほど増えます。葉に近い上部は固くて辛みが少ないのでサラダや大根おろしに、中心部分は甘みがあって柔らかいので煮物に、一番下の部分は辛みが強いので味噌汁の具や漬物にと使い分けましょう。 | |||||||||||||
QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |