野菜・果実情報
トマト − 栄養的に実り豊かで、世界でもっとも愛されている野菜の一つ
トマトの原産地はアンデスの高地です。そこから中央アメリカ、メキシコへ伝えられ、その後、地中海へと伝わりました。
日本へは18世紀の初頭に伝わりましたが、当時は鑑賞用でした。
日本で食用として需要が高まったのは20世紀にアメリカの品種が入ってきてからです。
トマトは種類も多く、区分の仕方も様々あります。色で区分すると、赤色、桃色、黄色、白色があります。
日本で良く食べられているのは、桃色系統です。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、宮崎県、熊本県、高知県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.手にとって、重みのあるもの。
2.全体の色が均一で赤色が濃いもの。 3.ヘタがピンとしているもの。 |
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主な栄養成分 | カロテン、ビタミンCを豊富に含んでいます。 カロテンは抗がん作用、老化防止作用、ビタミンCは免疫力の向上に効果があるといわれています。
カロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは皮膚や消化器の粘膜の働きを活発にしてくれます。 また、ビタミンAとビタミンCは両方あるとより抗酸化作用が発揮され、両方とも豊富に含まれているトマトは大きな効果が期待できます。 また、リコピンも豊富に含まれています。リコピンは栄養素ではないのですが、近年ビタミンAより抗酸化作用は強力といわれており、トマトの健康食品としての価値が注目されています。 |
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保存方法 | ポリ袋や密封容器に入れて、冷蔵庫の野菜室に入れます。
発泡スチロールの受け皿付きで購入したものは、そのまま入れておけば熟れすぎを防ぎ、4〜5日はもちます。 完熟したトマトはデリケートです。皮を傷つけるとそこから痛んでしまいます。傷をつけないようにしましょう。 |
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備考 | パスタやスープにトマトを利用したい時、皮と種を取り除くときれいに仕上がります。簡単な皮むきの方法としては“湯むき”。
トマトの底に浅く十文字の切れ目を入れて、熱湯にくぐらせます。加熱により皮が縮んで切れ目が広がったら、冷水の中で冷やします。すると、つるんと簡単に皮をむくことができます。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |