野菜・果実情報
セルリー − パリッとした歯ざわりと特有の芳香が特徴
セルリーの原産地は、地中海沿岸といわれています。
古代ギリシャやローマでは、その成分の豊富さと香りの良さを生かして、薬用や香料として利用されていたそうです。
初めて日本へ伝わったのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵の折、加藤清正が持ち帰ったという記録がありますが、その頃の日本の生活になじまなかったようで、普及には至りませんでした。
現在のように一般化したのは、第二次世界大戦後のことで、食の洋風化とともに消費が増えるようになり、国内産セルリーの生産も増加するようになりました。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
長野県、静岡県、熊本県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.葉の緑が濃く、黄変していないもの。
2.茎は肉厚で、筋が固くしっかりしているもの。 3.香りの高いもの。 |
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主な栄養成分 | セルリーは、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく含む健康野菜です。
特に、体内の塩分調節をするカリウムが豊富であり、ナトリウムを多く摂取しがちな日本人には適した野菜といえます。 また、セルリーの独特な香りは、アピインという精油成分に由来します。 |
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保存方法 | 葉と茎の部分を分けて、乾燥しないよう、ラップや新聞紙に包んで野菜室で保存しましょう。
また、葉柄のみを1〜2日保存するのであるならば、水を張ったコップにさしておく方法も良いでしょう。 |
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備考 | アピインからくるさわやかな香りは精神を安定させる働きがあるので、セルリーの葉が残ってしまった時は、コップにさして香りを楽しむのはいかがでしょうか。また、この香りには消臭作用もあるため、脂っこい料理を食べる時、一緒にセルリーを摂ると良いでしょう。 | |||||||||||||
QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |