野菜・果実情報
アスパラガス − 手軽に調理できる食卓の彩り野菜
アスパラガスは、たまねぎやにんにく、ねぎ、にらと同じユリ科の多年生植物です。
原産地は南ヨーロッパからウクライナ地方だといわれています。
日本へは、江戸時代にオランダ人によって観賞用として伝えられました。
食用として栽培されたのは、明治時代の北海道開拓使がアメリカから種子を導入したのが始まりです。
一般的なアスパラガスにはグリーンとホワイトがありますが、これは品種ではなく栽培方法の違いによるものです。
最近は、紫アスパラガス、ミニアスパラガスなど色や大きさのバリエーションも増えており、消費者からの注目を集めています。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
熊本県、タイ、愛媛県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.穂先がピンとして、しまっているもの。
2.あまり太すぎず、途中で急に細くなったりしていないもの。 3.切り口が乾燥しておらず、みずみずしいもの。 |
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主な栄養成分 | アスパラガスは、緑黄色野菜でカロテンが100g当たり380μg含まれています。カロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。ビタミンAには免疫機能を高める作用がありますので、風邪を予防します。
カロテンは抗酸化作用もあり、最近、ガンの予防や老化抑制の効果が期待されています。 また、アスパラガスにはアスパラギン酸というアミノ酸の一種が含まれています。アスパラギン酸は疲労回復に効果があるといわれています。 |
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保存方法 | アスパラガスは鮮度の劣化が早い野菜です。アスパラガスを買ったら、できればその日のうちに食べきってしまいましょう。
保存する場合は、ラップで包むか、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で2〜3日保存できます。 アスパラガスを冷蔵庫で保存するときは、立てていれましょう。 横にすると穂先が起き上がろうとしてエネルギーを消費し、鮮度が早く落ちてしまいます。 |
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備考 | アスパラガスは先端にいくほど柔らかいので、ゆでる時は根元からゆっくりお湯に入れて、1分くらい経ったら全体を入れます。こうすると全体が同じくらいのゆで加減になります。
また、根元の皮が硬いようなら、ピーラーなどの皮剥き機か包丁で根元の皮を剥いてから調理するといいでしょう。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |