野菜・果実情報
かぶ − 漬物加工や和え物に最適
かぶの原産地は、アフガニスタンあたりか、これに地中海沿岸の南ヨーロッパを加えた地域とされています。
ヨーロッパでは紀元前から栽培され、16世紀以降には食用と飼料用が広く栽培され、飼料用のかぶが重要な地位を占めていたようです。
日本には、弥生時代に大陸から伝わったと言われています。日本では、古くから土着して地方品種が成立し、世界的にみても品種発達の重要な中心地となっています。
日本で栽培されているかぶは、赤かぶ、白かぶ、大中小と多種多彩で全国各地に、約80の品種があり、その中には地域独特の在来品種も数多くあります。
詳細情報
松山市中央卸売市場 へ入荷する主産地 |
愛媛県、青森県 | |||||||||||||
旬の時期 |
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選び方 | 1.色が鮮やかで、パリパリしており、みずみずしいもの。
2.丸くて変形しておらず、重量感があるもの。 3.傷や割れ目がないもの。 |
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主な栄養成分 | かぶは、根と葉の部分で栄養素が異なります。根は、淡色野菜でビタミンC、カルシウム、食物繊維を多く含むとともにデンプン分解酵素のアミラーゼを含んでいます。アミラーゼは生で食べると消化・吸収を助け、胸焼けや食べ過ぎの不快感を解消してくれます。
また、葉の部分は緑黄色野菜で、β−カロテン、ビタミンB1・B2、・C、カルシウム、カリウムなどを豊富に含みます。 栄養学的にみると、根より葉の方がいろいろな栄養素を多く含んでいるので、捨てずに活用してください。 |
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保存方法 | 葉つきのかぶを買ってきた場合には、葉つきのままで置いておくと、水分の蒸発が早いので、すぐに切り分けましょう。
葉は霧吹きで水をかけてからポリ袋などに入れて野菜室へ入れましょう。2〜3日は大丈夫です。長く保存をするときは、塩ゆでしてから冷凍保存をしましょう。 根も霧吹きで水をかけてから、密封できるポリ袋などに入れて野菜室で保存しましょう。 一週間程度は保存できますが、できるだけ早く食べるようにしましょう。 |
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備考 | かぶは元々甘みがだいこんよりありますので、生でも酢の物でも美味しく食べられます。
煮る場合には、アクが少ないので下ゆでは不要です。味付けは本来のかぶのもつ旨味を出すために薄めにしましょう。 葉は、栄養素を多く含んでいるので、捨てることなくみそ汁の具や塩漬け、炒め物にして食べましょう。 |
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QRコード | 「選び方」を携帯電話に保存できます。上記のQRコードを携帯電話で読み取ってください。 |
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出典 | 独立行政法人農畜産業振興機構 |